アロママッサージ・リンパマッサージ・オイルマッサージ~アロマトリートメント&出張マッサージでの施術場面に限らず、アロマセラピーのあらゆる場面で使用された精油・エッセンシャルオイルは、皮膚や呼吸器などから血液中に取り込まれ、血液循環により体内をめぐって様々な組織に影響を与えます。最終的に精油成分は、肝臓で分解され、腎臓で濾過されて、尿中や汗・呼気・便の中に排出されていきますが、様々な良い効果が期待される一方、それだけ力が強いということであり、誤った取り扱いをすれば悪い影響を与えかねないので注意が必要です。
精油・エッセンシャルオイルの取り扱い注意点
1. 原液は飲まない、直接肌に付けないのが原則
誤って飲んでしまった場合は、大量の水で口をすすぎ、速やかに医師の診断を!
2. 妊娠中は特に注意
芳香浴以外の使用法は慎重に。通経作用・子宮収縮作用・女性ホルモン様などの作用のある精油は高濃度で使用しないように。事前に担当医師へ相談されることをお勧めします。
3. お年寄り
若い頃よりも身体機能が衰えてきている可能性があり、まずは低濃度で様子を見ながら行うのがベター。なお、敏感体質の人も同様です。
4. 既往歴のある人
てんかん・高血圧・糖尿病・肝臓疾患・腎臓疾患などの既往歴がある人は、事前に担当医師へ相談されることをお勧めします。
5. 3歳未満の乳幼児
肝臓・腎臓などが未発達なので芳香浴以外の使用は行わないように。
なお、3歳以上の子供は体重を考慮して低濃度で。たとえば、大人の体重50kg→濃度1%をベースとして、25kgの子供であれば濃度0.5%で使用。
6. 柑橘系の精油
「シミ」などを作る危険性があるため、肌に使用後10時間は直射日光(紫外線)を避ける。
7. 精油の保管
冷暗所で保管し、開封後1年以内(柑橘系は半年以内)を目安に使い切るように。劣化した精油を肌に使うと炎症を引き起こす危険性があります。
なお、「濃度」についてですが、一般的に「精油1滴=0.05ml」となります。
たとえば…
キャリアオイル30mlに精油6滴=0.30mlをブレンドすると濃度は1%となります。
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