これまでの経験からすると…
*フルはヒーヒー息を切らすことはなく脚の疲労と戦う競技
*ハーフは息を切らしながらスピードで一気に押し切る競技
科学的に言えば正しくないと思いますが、
私の感覚としては…
「フルは有酸素運動」「ハーフは無酸素運動」と全くの別物。
とは言え、
「フルにスピードは必要ない」というわけではなく、「フルもスピードで押し切れれば理想かな」と思いますし、
捉え方次第でハーフをフルにも応用できるところがあると思います。
1. スピード強化による余力
1kmあたりのスピードが30秒遅くなるとかなり楽に感じると思います。
だから、あくまで私の感覚ですが…
ハーフを走り切った平均スピードよりも
1kmあたり30秒遅いペースならフルも走り切れるということ。
フルのタイムに換算すると…
30秒x42km=21分
だから…
サブ4が目標なら… 4時間-21分⇒3時間39分÷2⇒1時間49分30秒
サブ3が目標なら… 3時間-21分⇒2時間39分÷2⇒1時間19分30秒
ハーフをこのタイムで走破できることが目安になると思います。
補足データとしては…
2006年11月:ハーフ1時間35分⇒2007年2月:フル3時間24分
ハーフの2倍が3時間10分なので14分差で収まっている形ですが、
2か月余りで脚力・心肺機能が強化されたことによる成長分があったと思います。
2. 楽に感じるスピードで走り切ったタイム
鼻歌交じりに「これならいくらでも走れる♪」
基本的にこれがフルを走るペースになるように思います。
だから、そんなペースでハーフを走って
サブ4目標なら2時間切り、サブ3目標なら1時間30分切り
この達成が目安になると思います。
補足データとしては…
2008年2月にテーパリングの一環として、
レース一週間前に本番ペースの感覚でハーフを走りましたが、
1週間前のハーフ:1時間32分1秒⇒本番:3時間4分41秒
なお、あまりにも脚力・脚のスタミナが不足していると単純にはいかないので、
本番までに少なくとも1度は、
30~35km程度の長距離走も経験しておくことが肉体的にも精神的にも効果大かなと思います。
あくまで私の感覚ですが参考まで…
#フルマラソン #ハーフマラソン #サブ3 #サブ4